【新春インタビュー】㈱はくばく・長澤重俊社長
–昨年の事業はいかがでしたか。
長澤 一昨年の7月に山梨県米穀から事業継続をしたこともあり、昨年は増収で推移しました。今期も増収での着地を見込んでいます。ただ、利益的には昨夏のパイオニアの工場跡地を取得したことの影響が大きく、減益を見込んでいます。
事業別では、大麦が悪くはない状態なのですが、一時期の勢いがありません。4~11月では金額ベースで前期を若干割っています。雑穀は物量ベースで横ばいの推移に加え、単価が少し上がったことで、売上は約4%増で来ています。スーパーフードに注目が集まり、キヌアが良く動きました。当社としても穀物のスーパーフードには積極的に取り組んでいく考えです。
また、今期はおかげさまで乾麺が久しぶりの増加となりました。金額ベースで11%ほど伸びています。蕎麦が堅調に動いており、「霧しな」が2%の伸びを見せています。好調なのは中国向けの輸出です。オーガニックの製品が好調で2倍の伸びとなりました。塩分ゼロシリーズも好調です。
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