「日本人に米を意識させる、それこそが消費拡大に」=日米連お米マイスター会議

日米連(長谷部喜通理事長)は7日、都内で第23回お米マイスター全国ネットワーク会議を開催した。お米マイスター認定業者(米穀小売)の3年更新講習にあたる。
冒頭、長谷部理事長は「平成14年にマイスター制度を立ち上げ、皆さんに協力いただき色々な事業を行ってきた。消費者、行政からの評価も広がってきている。学校への出前授業は国からの助成が途切れてしまい、なかなか経済的にも大変だ。しかし、手を休めるわけにはいかない。和食の世界遺産登録があり、4年後には東京オリンピックが開かれる。その中で、日本食を世界の人に知ってもらうこともあるが、何よりもまず日本人が意識することが必要だ。子供だけでなく、大人にも知ってもらうことが消費拡大につながる。ご飯食を実行することが、いかに健康を維持し、スタミナを付けるために大事かを一般の人に知っていただき、もう少しお米を食べていただくきっかけにしたい。米の需要は年間に8万t減ると言われており、従来の和食を提供する店舗が衰退してきている。もう一度、マイスターの力、知識を利用して消費拡大につなげたい。また、色々な制度があるが、お米マイスターは国の助成を受け、指導を受けて始まったもの。厳しい試験を受けて認定さ れたマイスターの力を発揮していただきたい」と呼びかけた。

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