研究助成金交付事業で3テーマを採択=機能性健康米協会
(一社)機能性健康米協会(寺下隆夫理事長=近畿大名誉教授)は8日、米の機能性研究の助成金交付事業で3テーマを採択したと発表した。
同協会は穀物・米飯に関する調査研究、技術開発研究の推進の一環として、研究助成金の交付事業を行っている。今回採択した研究は、昨年12月1日から今年10月31日までを研究期間とするもの。研究開始後6か月時点を目処に中間報告を実施し、研究終了後は協
会主催の講演会、シンポジウムなどで成果発表を行う予定。採択したテーマは以下の通り。
△「金賞健康米は血管内皮細胞の生理機能を改善し生活習慣病予防効果をもたらすか?」(近畿大・安澤俊紀氏)△「金賞健康米の特徴を活かした製パン法の検討」(高崎健康福祉大・宮澤紀子氏)△「質量分析法を用いた生米および炊飯米の成分分析」(北海道大・早坂孝宏氏)。