マレーシアに合弁会社、ハラール対応の調味料を製造=オタフクソース

ムスリム市場に向け展開、お好み焼を世界へ広める

【広島発】オタフクソース㈱(佐々木直義社長)は25日、広島市内で記者会見を開き、マレーシアに現地企業との合弁会社オタフクソースマレーシア(セランゴール州スバン・ジャヤ市)を設立し、7月稼働予定の同社新工場(同クラン市、写真は外観)で、ハラール対応の調味料を生産すると発表した。総投資額は300万リンギット(約8,400万円)で、生産能力は年15万2,000㎏。
ハラール専用工場と位置付け、お好みソースをはじめとしたハラール認証調味料をマレーシア、インドネシア、中東のムスリム市場に向けて展開するほか、日本への輸出も視野に入れている。オタフクソースの海外生産拠点は、米国、中国に続く3か所目。

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