「さぬきうどんタイムカプセル⑩」11月3日開催=吉原食糧
吉原食糧㈱(香川県坂出市、吉原良一社長)は11月3日、坂出市内の同社工場敷地内で、「さぬきうどんタイプカプセル⑩」を開催する。当時の大福帳をもとに再現された「大正時代のうどん」と、嗜好の変化を想定して作られた「近未来のうどん」を食べ比べるイベントで、今年で10回目の開催となる。今年の「近未来のうどん」は弾力性を重視、「跳ねるような弾力性」をテーマに開発した。大正時代のうどんには香川県産小麦「さぬきの夢」、近未来のうどんにはオーストラリア産と国内産の小麦を使用しており、1杯100円で提供される。また、筋肉の収縮を円滑にするといわれているマグネシウムとカルシウムを配合した新製品「マッスル麺」をお披露目、13時15分から限定100食で中華めんスタイルで提供する。そのほか会場ではうどんや小麦粉の即売会、香川県産食材の販売、自転車紙芝居の上演などが行われ、来場者は1,200人を見込む。
吉原社長は開催にあたり「“食べて知る、さぬきうどんの歴史と未来”をテーマに開催してきた。さぬきうどん用の小麦粉を開発しているが、時代とともに好みが変わることに着目した。今回の近未来うどんは弾力を重視した。近年もちもちとした食感が主流になっていたが、現在、押し返してくるような弾力性が求められているのでは?と考えた。未来に向かってのびるさぬきうどん、ワクワクするような楽しみを感じてほしい」と語った。【開催概要】▽日時=11月3日(木・祝)10時~14時▽場所=吉原食糧㈱製粉工場(坂出市林田町4285-152)▽定員=各うどん先着約1,200杯(計2,400杯)、マッスル麺100食。