【米穀VIEW974】先物はコメ生産・流通円滑化に「必要かつ適当」か⑧

堂島・検証委が最終報告書、他に選択肢与えず「本上場」のみ促す結論

大阪堂島商品取引所(岡本安明理事長)の「コメ試験上場検証特別委員会」(委員長=茂野隆一筑波大教授)は3日、「コメ試験上場に関する検証報告書」をとりまとめ、取引所に提出した。過去2度の報告書と異なり、「以上を総合し、客観的に検証を行った観点に立てば、本上場の認可基準を満たしており、本上場の申請が望ましい」というシンプルで他に選択肢を与えない結論となっているのが特徴。これを受けて取引所は、早々に理事会・臨時総会を開いて「一任」をとりつけ、7日までに本上場を申請するものとみられる。監督官庁である農林水産省の認可判断は、試験上場期限である8月7日までに下される運び。

詳細は本紙をご覧ください。