国内産麦使用試作品 全国統一試食会・商談会を開催=全国米麦改良協会
〈道産小麦100%のピッツァ用粉等をお披露目、多数のバイヤーが注目〉
(一社)全国米麦改良協会(渡辺好明会長)は16日~18日、「国内産麦使用試作品全国統一試食会・商談会」(16日は業界関係者、17日・18日は一般来場者向け)を都内で開催した。初日の開会式で渡辺会長が挨拶し「長らく低迷していた国産小麦だが近年は需要が高まっている。しかし甘んじるのではなく、マーケットインが重要。消費者に品質が高く美味しいものを届けるために、アンテナを張らなくてはいけない。この全国統一試食会・商談会を通じて、美味しい食を家庭に届け、商売に結びつけて欲しい」と述べた。
(一社)全国米麦改良協会(渡辺好明会長)は16日~18日、「国内産麦使用試作品全国統一試食会・商談会」(16日は業界関係者、17日・18日は一般来場者向け)を都内で開催した。初日の開会式で渡辺会長が挨拶し「長らく低迷していた国産小麦だが近年は需要が高まっている。しかし甘んじるのではなく、マーケットインが重要。消費者に品質が高く美味しいものを届けるために、アンテナを張らなくてはいけない。この全国統一試食会・商談会を通じて、美味しい食を家庭に届け、商売に結びつけて欲しい」と述べた。
来賓の農水省政策統括官付貿易業務課の牛草哲朗課長は「国産小麦の需要の高まりは、生産者・業界の努力の賜。農林水産業は6次産業化と言われているが、とりわけ麦については重要だ。この試食会・商談会では12事業者に商品開発をお披露目してもらう。米麦改良協会のご尽力のおかげで沢山の方に来て頂いている」とした。
今回は昨年に続き2回目の開催。「前回の試食会・商談会でお披露目した試作品が実際に発売され、話題になっているものもある。前回と違う点は、アンケートや意見を元に、商談の機会が十分にとれるよう、関係者と一般の方の来場の日程を分けた。前回来場したバイヤーは100人を切っていたが、今回は1,000人以上の来場が見込まれている。引き続き、商談結果等はトレースをし、実際のビジネスに結び付くお手伝いをしていく」(全国米麦改良協会)。
農水省補助事業の「平成28年度外食産業等と連携した農産物の需要拡大対策事業の新商品開発事業(麦類)」で選定された商品の製造・販売を行う全12事業者がブースを構えた。江別製粉(株)の北海道産小麦100%使用のピッツァ用粉(国際基準『ピッツァ ナポリターナ』認証中)など、麺・菓子・パンなど特徴のある試作品が紹介された。
〈米麦日報 2018年2月19日付より〉
江別製粉の北海道産小麦100%使用のピッツァ用粉(ブースの様子)