農林水産被害総額232.1億円、包装米飯不足目立つ/農水省
農林水産省は13日、台風7号・北海道豪雨・平成30年7月豪雨の12日19時時点の被害状況を公表した。全国34道府県から報告があり、農作物などで計1万2,670ha・6.4億円まで被害が拡大、農地の損壊計2,067か所・30.4億円、農業用施設などの損壊2,343カ所・43.7億円となった。農作物・農地・農業用施設などを合わせた被害額は約82億円、林野・水産なども合わせると約232.1億円に上っている。
12日時点の欠品・品薄状況については、「ここ数日間は継続的に改善している」としつつも、今回初めて調査した広島・呉市と11日時点から調査を始めた東広島市・熊野町では、水と包装米飯を中心に品薄・欠品が多い状況となっている。本紙関連は以下の通り。
▽広島・呉市=(欠品)包装米飯。(品薄)精米・弁当類、食パン、カップ麺。
▽広島・東広島市=(品薄)包装米飯、菓子パン。
▽広島・熊野町=(欠品)包装米飯。(品薄)精米・弁当類、カップ麺。
▽広島・広島市=(品薄)おにぎり・弁当類、食パン。
▽岡山・総社市=(品薄)食パン・菓子パン。
〈米麦日報 2018年7月17日付より〉