女優・のんさん、岩手「金色の風」「銀河のしずく」の“金銀米”を絶賛

おにぎりを頬張るのんさん
岩手県庁と全農岩手県本部は10月29日、東京ミッドタウン日比谷で「いわての美味しいお米 新米フェア」を開催。女優・のんさんが岩手県産米をPRした。岩手では県のオリジナル水稲新品種として、2年前に「銀河のしずく」を、昨年は「金色の風」を投入した。今回のイベントでは「金銀米にかける想い」と題し、のんさんのほか、岩手県の達増拓也知事、JA岩手県五連の久保憲雄会長、(株)山田屋本店の秋沢淳雄社長がトークショーとおにぎりの試食会を行った。

金色の風・銀河のしずくのCMに出演し、“純情産地いわて宣伝本部長”でもあるのんさんは「CMに出演させていただいていますが、それ抜きに美味しいお米で、おうちで食べると本当に幸せ~ってなるくらい・・・・・・幸福になる美味しいお米なので、皆さんにも食べてもらいたいです。塩むすびを食べたのは久しぶりですが、ご飯ってこんなに美味しいんだ、と再認識しました。皆さんも是非美味しい思いをしましょう!」と、一般観覧者50名の前で“金銀米”を絶賛した。

達増知事は、「岩手はお米が美味しい米どころだが、全国ではあまり知られていない。それを伝えるためにもフラッグシップとして10年かけて開発したのが“金銀米”だ。各県が新しい米を続々と出してきている戦国時代の中でも、全国トップクラスの地位を勝ち獲ることができている。このほかにも岩手にはひとめぼれやあきたこまちなど、お客様の好みに合った多様な米が揃っているので、是非食べ比べてみてほしい」と話した。

また銀座三越などで「米屋 彦太郎」を運営する(株)山田屋本店の秋沢社長は、「申し訳ないが、岩手の代表銘柄であるひとめぼれはお隣の県の米という印象が強い。しかし、ようやく、待ち望んでいた岩手を代表する米が登場した。銀河のしずくはあっさりしていて米が主張しすぎず、どんなおかずにも合う。金色の風は粘りがあってふんわりしており、口の中でしっかり甘みが出る。お米だけで味わえておかずもいらない。私は個人的に金色の風がとても好きだが、販売するときはお客様の好みに合わせて提案・販売していきたいと(試食してみて)改めて思った」とプロの視点から太鼓判を押した。

左から秋沢社長、達増知事、のんさん、久保会長

左から秋沢社長、達増知事、のんさん、久保会長

〈米麦日報 2018年10月31日付より〉