布袋食糧、食パン専門店「よいことパン」の営業日を週5日に増加

米麦日報 2018年12月7日付
布袋食糧(株)(三宅真理社長、本社・愛知県江南市)は、直営する食パン専門店「よいことパン」2店舗の営業日を、2019年1月9日から、現在の週4日から週5日に1日増やす。また、2018年2月から休止していた「オンラインショップ」も今年12月から再開する。

同社は、パン・菓子類の企画開発・販売等を展開しており、食パン専門店「よいことパン」(吹上本店=名古屋市千種区、八事日赤店)では、以前は年中無休で営業していたが、事業改革のため現在は週4日(木・金・土・日)の営業にしていた。営業日を短縮したことにより「今まで廃棄せざるを得なかったパンの数が、定休日なしで営業していた時の半分以下になった」(同社)ことに加え、定期的な限定商品「季節のパン」の販売も、それまでの年4回から、1~2か月ごとに販売できるようになり、顧客とのコミュニケーション強化、ファン顧客の獲得に繋がるようになった。

また、その間に従業員のステップアップ制度/サービス・業務改善制度を導入し、社内のコミュニケーションの活発化に繋げるなど、これまでの取組みで「一つひとつ大切に、無駄なく見直す土台ができた」(同社)ことから、来年1月からの営業日増加に踏み切る。

同社では「(週4日営業にしたことで)お客様との接点が減ってしまったこと。それは素直な反省点、土台が整った今、週4日営業で生まれたものが、さらなる成長を遂げられるための時間を確保しつつ、より多くのお客様に『よいことパン』をお届けするためにできることが、営業日を1日増やすこと」としている。営業日は水・木・金・土・日。

さらに、通販「オンラインショップ」を再開することで、「店舗でお買求めになれないお客様との接点を持ちたい」とし、今後は、愛知県外への新店舗出店も検討中。

〈米麦日報 2018年12月7日付より〉