〈コラム・交叉点〉「ハンバーグ」/大嘗祭開催記念 とちぎのおいしいお米お披露目イベント
〇・・・早速、米のこだわりを聞かれたお二人。「おかずに合わせて米の品種を変えていて、炊き方は固めが好き」という佐藤さんに対し、ハンバーグ師匠は「栃木米ならどの炊き方でもハンバーグに合う」と、会場の大方の予想通り、ハンバーグネタから入った。
〇・・・続いて佐藤さんが「(ご飯に合うおかずは)宇都宮市出身なので餃子です!」と言うと、「まあ、混ぜてこねてハンバーグみたいなものだからね。僕のおかずは言うまでもなく・・・ハンバーーーーーーーグ!」と絶好調だったが、登場直後からハンバーグネタ一辺倒だったこともあり、会場のリアクション、いや、鉄板は徐々に冷め気味に。すると、「ちょっとハンバーグ師匠でロングのトークをしたことがないから・・・焦げてきていないですかね?」と、ハンバーグ推しのスタンスに自身でも疑問を感じ始めていた。
〇・・・しかし師匠はめげない。県産農畜産物をPRする“とちぎフレッシュメイト”が登場すると、「話しかけてもいいっすか? いやあ、“あいびき”したいなと思って。ハンバーグだけにね!」と小粋なジョークを忘れなかった。
〇・・・その後、栃木県産とちほのか・なすひかり・とちぎの星の3種類の米を食べ比べしたハンバーグ師匠と佐藤さん。師匠は「ほかほかな1等米ジョーク」として、「これだったら7合、8合、9合・・・いや、一升(一生)食べられるね!」と新ネタを披露し、最後には「ハンバーーーーーーーーグ!」と叫ぶ持ちネタをアレンジした「とちぎまーーーーーい!」というネタを佐藤さんに伝授。コンビ“ハンバーグ定食”の結成を宣言して、満足気に去っていった。
〈米麦日報 2019年11月21日付〉