受験生のお守りになる「キットカット」発売、「キットカット ミニ 伊予柑」や「紅白パック」も/ネスレ日本
「キットカット」は、九州の方言「きっと勝っとお」(絶対に勝つよ)が、商品名と同じ音であることから、1990年代後半以降、自然発生的に受験生のお守りとして広まり始めたという。ネスレ日本は2003年から、「キット、サクラサクよ。」を合言葉に、受験生が宿泊する「ホテル」や、試験会場に運ぶ「鉄道・タクシー」、願書を届ける「郵便局」に加え、「大学」「街」「神社」などと提携して、受験生に寄り添う活動や商品を15年以上にわたり展開。現在では受験生に限らず、“頑張る人を応援するブランド”という位置づけを確立している。
今回の「キットカット ミニ 受験生応援メッセージパック」は、個包装に「いつも通り!自分のペースで!」「最後まであきらめないで」「キット、サクラサクよ。」などの受験生応援メッセージ(全8種)を記載した商品。紙製の外袋を折ることで「キットカット 御守り」を作れる仕様で、「お守り」の中にメッセージ入りの個包装キットカットを入れて受験生に渡すことができる。
紙製の外袋を使った「キットカット 御守り」の折り方
同日発売の「キットカット ミニ 伊予柑」は愛媛県産のいよかんパウダーを使用した商品で、個包装に「やるだけやった、大丈夫にゃん!」「ニャンとかなる!」「キット、願いかなう。」など、かわいいネコからの応援メッセージ(全9種)をデザインした。「キットカット ミニ 紅白パック」は2種類(チョコレート、ホワイトチョコレート)の味が楽しめる商品。紅白の縁起の良いパッケージで、「受験生の応援にもぴったり」(ネスレ日本)だという。
「キットカット ミニ 伊予柑」「キットカット ミニ 紅白パック」
なお、「キットカット」は今年9月から、プラスチックごみの課題解決に向けた取り組みの一環として、大袋タイプの外袋を、従来のプラスチックから紙パッケージに変更。児童向けTV番組で身近な物を使って工作の楽しさを伝えてきた「ノッポさん」(高見のっぽさん)と相棒のキャラクター“ゴン太くん”をTV-CMに起用し、紙パッケージを使った折り鶴を作ってメッセージを書き、大切な人に想いを伝えるという新しいコミュニケーションを展開している。
ノッポさんとゴン太くんを起用した「キットカット」TV-CM「紙パッケージで、できるかな」篇