みすずコーポレーション・塚田裕一社長インタビュー
–事業展開の現況や今後の方針はいかがですか。
凍り豆腐の生産は、長野県のみすずコーポレーション、旭松食品、登喜和冷凍食品の3社が市場の90%以上を占めている。今後の市場の広がりは難しいが、伝統食品・健康食品としての価値がある。凍り豆腐の生産は難しく、まず豆腐を生産し、冷凍、乾燥、割れないような処理など、全工程で21日間を要する。凍り豆腐は、大豆たん白食品として優秀な食品だが、生豆腐よりも安い価格で販売されている。
当社ではそのほか、味付けいなり揚げを生産している。味付けいなり揚げを生産した当初は家庭でよくいなり寿司を作っていた。しかし、中食、外食が増えていく中で、業務用工場を専門化して稼働してきた。(詳細は本紙にて)