17年産米国大豆作付意向面積、7%増の8,948万Aと拡大見込む-米農務省

付意向調査を発表した。それによれば、大豆の作付意向面積は前年比7%増の8,948万2,000Aと、大きな拡大が見込まれている。

数値が発表された31州のうち24州で前年を上回っており、最も面積の大きいイリノイは1%増、次いでアイオワも6%増と拡大しているほか、カンザスやネブラスカ、ノースダコタなどで2ケタの伸びを示している。

また、トウモロコシの作付意向面積は前年比4%減の8,999万6,000Aと縮小した。前年に比べて収益性の低下を嫌気したもので、数値の発表された48州のうち38州で前年を下回るか、前年並みの作付面積となっている。

同省によれば今冬の米国の天候について、北西部で一時期厳しい寒さとなった以外は、暖冬傾向で推移し、とりわけ2月は1954年以降で最も暖かくなったとしている。(詳細は本紙にて)