鳥取新豆乳工場稼働で2.5万kl増産、社運かけた投資-渡辺マルサンアイ社長
(名古屋発)マルサンアイは15日、愛知県岡崎市の本社で17年9月期・中間決算会見を開いた。上期は、売上高は豆乳と豆乳グルトの伸長で6年連続の増収となり、売上拡大と製造原価、販管費の削減などで3年連続の営業増益となった。通期では、売上高0.7%増の243億9,600万円、営業利益は豆乳新工場(鳥取)の減価償却費が増加するため、33.7%減の4億9,600万円と増収減益を計画する。
渡辺邦康社長(写真)は会見で、「豆乳新工場の第1期工事が完了し、6月21日から生産を開始する。現状は11万klだが、2万5,000klの増産が可能になる。数年後の2期が完成すればさらに2万5,000kl増産でき、その時点で16万klの生産体制になり、売上高も300億円の達成を目論んでいる。当社始まって以来の、(投資総額77億円と)社運をかけた大きな投資」と意気込みを示した。(詳細は本紙にて)