全味通常総会、運営基盤を抜本的に改革、組織のスリム化推進-小手川会長
全国味噌工業協同組合連合会(全味)、中央味噌研究所(中味研)など、みそ5団体は25日、17年度通常総会を全味会館で開き、16年度事業報告・決算を原案通り承認した。
役員改選では全味会長(中味研理事長)に小手川強二・フンドーキン醤油社長をはじめ、副会長の武田幸一・武田味噌醸造社長、佐々木淳一郎・仙台味噌醤油社長、松本耕作・加賀味噌食品工業協同組合理事長の全てが再任された。
総会翌日の26日に開かれた記者会見で、小手川会長は「全味の運営基盤の抜本的改革を推進しているが、全味の役割はこれまでと大きく変わるわけではない。業界団体の運営や需要拡大のためのPR、法制度に対する対応などは引き続き行っていく。組織のスリム化については、会員の減少により、組織の運営費などが将来的に見ると先細り感がある。そこで、今までどおりではなく、会議のやり方も見直してやっていくことに決めた」と述べた。(詳細は本紙にて)