ミツカン2月期決算は減収増益、国内商品群の着実な成長が寄与

ミツカングループが5日発表した、17年2月期決算概要によれば、売上高は前年度比6.1%減の2,334億円、営業利益は2.0%増の349億位円、経常利益は193.9%増の140億円と減収増益だった。

 減収要因については、国内事業の家庭用食酢やぽん酢・鍋つゆが、グループ基盤を支える事業として着実に成長したものの、海外事業の収益が為替変動により約161億円の影響を受けたためと説明している。それを除くとほぼ前年並みの売上高としている。