家庭用は売場縮小傾向、メニュー提案や若年層訴求で消費拡大-マーガリン特集

家庭用マーガリン類の生産量は日本マーガリン工業会によれば、16年1月~12は前年比8.4%減、17年1~3月は3.2%減と依然縮小傾向にある。ただ17年は減少幅が縮小しており、底を打ったとの見方もある。

主要各社は消費拡大に向けて、改めてパンにマーガリンを使用するトーストレシピなどを提案し、定番商品が業績をけん引し、バター配合品が脇を支える形となった。

一方でカロリーカットなどの健康系やフレーバー系の商品は、売場面積回復が遅れており、苦戦しているようだ。今後は売場の回復、商品の拡充、メニュー提案など消費拡大策が重要になるだろう。(詳細は本紙にて)