「麺のための油」新発売、業務用の麺類メニューのおいしさを長持ち/J-オイルミルズ

J-オイルミルズ「麺のための油」
J-オイルミルズは3月上旬から、業務用油脂「麺のための油」(1350gエコボトル×6本入り/ケース)を全国で発売する。同製品は、ゆでた麺に和えるだけで、時間が経ってもプリプリとした食感を長持ちさせるのが特徴だ。また、ほぐれ、ツヤが良くなるため、できたてをすぐに提供できない外食のビュッフェやバイキング、産業給食・中食産業などの麺類メニューのおいしさ向上・長持ちに貢献する。

同社によると、喫食数全体が減少する中、麺類は伸長しているカテゴリーで、軽減税率の適用や、働く女性の増加をはじめとした社会構造の変化などを受け、外食店のテイクアウトメニューや中食の需要は今後ますます高まってくると考えられるという。その一方で、作り置きした麺類は、食感が悪くなり、麺同士がくっついたり、時間が経つとツヤが無くなってしまう。そのため、できたてと比較した場合、「食感」「ほぐれ」「ツヤ」という3つの課題が顕在化していた。

「麺のための油」を使用すると、油が麺をコーティングすることで、ゆで汁やソースからの水分吸収を抑制し、コシのある「食感」を長持ちさせることが可能だ。同時に麺からの水分蒸発を抑制し、つるみのあえる食感を長持ちさせる。また、麺同士のくっつきを防ぎ、「ほぐれ」を良くし、見た目に「ツヤ」も付与する。これにより、「時間が経っても麺類のプリプリとしたおいしい食感を維持し、麺同士がくっつきにくく、おいしく食べられる」(同社)と訴求する。

〈大豆油糧日報 2020年1月20日付〉