「米糀甘酒」が作れる「シロカのおうちベーカリー」発売、調理家電のシロカがマルコメとコラボ、塩糀・しょうゆ糀・糖質オフパン作りも

調理家電メーカーのシロカは8月25日、オンライン会見で、累計販売台数120万台を突破したホームベーカリーの新ラインアップ「シロカのおうちベーカリー」(市場推定価格1万980円)を9月3日から発売することを明らかにした。同時に簡単においしいパンを作ることができる「パンミックス2シリーズ」も発売する。
マルコメコラボ「シロカのおうちベーカリー」

「シロカのおうちベーカリー」

「シロカのおうちベーカリー」にプリセットされている「米糀甘酒」(こめこうじあまざけ)メニューは、マルコメが監修。さらさらな甘酒とつぶつぶの甘酒を作ることができるメニューがプリセットされており、この試みは業界初だとしている。また、マルコメのおいしい甘酒を作るための技術を惜しみなく投入したことで、健康に良く、おいしい甘酒が簡単に作ることができると、シロカも自信を見せる。
 
新商品のコンセプトは「より手軽においしく健康」だ。体に優しい発酵メニューや糖質オフパンも作ることができる。発酵メニューでは米糀甘酒や塩糀・しょうゆ糀を、糖質オフパンでは大豆粉パンやブランパンなども作れる。
 
料理研究家のあまこようこ氏が行った調理実演では、「シロカのおうちベーカリー」で作った米糀甘酒をウスターソースと組み合わせて、チンジャオロースを作って見せるなど、米糀甘酒が砂糖の代わりに使える調味料としてアピールし、健康に良く使い勝手も良いことを強調した。さらに、あまこようこ氏著書の「砂糖の代わりに糀甘酒を使うという提案」も紹介され、「砂糖の代わりに米糀甘酒」というトレンドを訴求した。
 
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「シロカのおうちベーカリー」のサイズは業界最小クラスで幅23.2cm×奥行29.5cm×高さ25.3cm。パンから乳製品まで毎日使える20のプリセットメニューと、付属のオリジナルレシピブックには充実の103レシピが収録されている。
 
〈大豆油糧日報2020年8月27日付〉