日清オイリオ新CM発表会に嵐・二宮和也さん、テーマは「未来を元気にするあなたへ、『植物のチカラ』を。」
久野社長は冒頭、「日清オイリオは創業以来114年にわたって、食用油のリーディングカンパニーとして、お客さまのニーズに応える新たな価値を生み出し、豊かな食シーンの提案を通じて、食用油の市場をけん引してきた。2021年3月、日清オイリオグループが将来に渡って、社会に必要とされる企業として成長を続けるために、2030年に目指す姿の具現化のための道筋を示した『日清オイリオグループビジョン2030』を発表した」と説明した。
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続いて、「未来に向けて考えていかないといけない課題も数多くある。環境問題の深刻化や社会課題の累積、いまなお新型コロナウイルスとの戦いが続く日常、食用油の原料である穀物相場の世界的な高騰、『日清オイリオグループビジョン2030』ではそれら深刻な課題と向き合って、人や社会へソリューションを提供し、成長・前進していくことを表明している。成長・前進の原動力は今回の新CMのタイトルにも使われている『植物のチカラ』だ。無限の可能性を持つ植物資源、それを日清オイリオが長年の知見で得た研究と技術で社会やお客さまのニーズに応え、商品やサービスを提供していく事業活動そのものであり、私たちのこだわりであり、社会やお客さまとの約束でもある」と力を込めた。
〈次の10年に向けて新たな一歩を踏み出す宣言と言えるCM〉
また、2030年に向けて、「日清オイリオは『植物のチカラ』と『油脂をさらに究めた強み』で、食の新たな機能を生み出すプラットフォームの役割を担うことを目指す。そして、多様な価値を創造し、『生きるエネルギー』をすべての人に届ける企業グループとして、新たな成長の一歩を踏み出していく」とした。
さらに、「生活者に近い話では『すべての人の健康』という重点領域を定め、それぞれのライフステージや健康状態にあったおいしい食事と食生活、食習慣の提案を通じて、将来にわたって活力のある健康的な生活に、日清オイリオが貢献し続けていくことを約束している。『おいしさ、美のある豊かな生活』と定めた領域では、おいしさと美の追求を通じて、お客さまのクオリティーオブライフを高め、社会と共有できる価値を創造することで、生活をより豊かにし続けることを目指す。『地球環境』を次世代へ引き継ぐために、未来を見据えた挑戦をする。本日紹介する新CMにも、この考えと決意を映像の中にしっかりと織り込んでいる」と述べた。
新CMのタイトル「未来を元気にするあなたへ、『植物のチカラ』を。」については、「日清オイリオが『植物のチカラ』でお客さまに届ける生きるエネルギーをポジティブに使ってもらうことで、今日より良い未来を実現できると信じている。当社が次の10年に向けて、新たな一歩を踏み出す宣言と言えるCMだ。これまでの、当社の研究力、技術力によって引き出した油のさまざまな魅力を、二宮さんの表現力だからこそ伝えることができた。CMを観たお客さまに、当社が送り出す商品、サービスに込められた想いを少しでも感じてもらい、より良い明日に向き合うエネルギーにしてもらいたい」と締めくくった。
その後のトークセッションで二宮さんは新CMについて、「『一人ひとりの元気が明日の元気に続いていくから」というフレーズがあるが、未来の元気を作り出す人たちの背中を押してあげられればと思っている」と語った。
久野社長、二宮さん
〈大豆油糧日報2021年6月24日付〉