アメリカ大豆輸出協会「大豆集団失踪事件」YouTubeで公開、コミカルミステリー短編ドラマ、サステナブルな米国大豆を若年層へ発信/USSEC
サステナブルな方法で生産され、SSAP(アメリカ大豆サステナビリティ認証)を通じて日本の食卓に届けられているアメリカ大豆について、SDGsや気候変動問題と向き合いながら日本を担う若年層へ伝え、「サステナブルな食」について考えてもらう機会づくりとして公開するもの。動画では、モデル・タレントでSDGsなど社会問題に関心を持つ世良マリカさん、お笑いコンビ「キュウ」のぴろさんが出演している。
今からおよそ90年前のアメリカ中西部では、無秩序な農地開拓によりダスト・ボウルとよばれる大規模な砂嵐が発生し深刻な農業被害をもたらした。以降、健全な土壌を管理し維持するための農法が開発され、現在は世界一サステナブルな方法で大豆が生産されているとする。
USSECでは、歴史的な自然災害によって整備された政策や農法を基に、2013年に大豆生産のサステナビリティに関するプロトコル「アメリカ大豆サステナビリティ認証プロトコル(SSAP)」を策定し、サステナビリティと保全を目的としたプログラムに参加している生産者に認証を与えることで、サステナブルな大豆供給の確保と食の安心・安全に取り組んできた。
2050年には地球人口が90億人に達すると試算され、さらに世界のあらゆる国で気候変動に起因する環境破壊が進んでおり、地球上の限りある資源で将来的な世界の食料需要を支えていくためには、行政、企業、生産者、そして消費者一人ひとりが「サステナブルな食」のあり方を考え、推進していく必要があるとする。このような背景を踏まえ、USSECでは、同動画をアメリカ大豆の事実や生産流通の取り組みを伝え、「サステナブルな食」について考えてもらう機会づくりのキックオフ施策として作成したとする。