東亜商事が東京ドームシティで業務用冷凍食品フェア開催

東亜商事は2月17~18日の両日、東京都文京区の東京ドームシティプリズムホールで、展示会「2015年グローバル東亜業務用冷凍食品フェア“絆”」を開催した。今回は「24時間いつでも約に立つ冷凍食品」をテーマに、メーカー約100社が出展して開催。ニーズが高まっている健康支援食・施設医療介護食のほか、利便性と美味しさを実現した春の新商品、魚介類、鶏肉類などを紹介した。

同社独自ブースでの提案は「TOAベーカリーコーナー」(=写真上)では、業態ごとの冷凍パンの活用メニューを提案。「カフェ」業態ではパングラタン、スープで楽しむ雑穀パンオイルづけ、「Bar・居酒屋」業態ではフランスパン揚げ出し、ハーブ香るパンのグリーンサラダ、「弁当・テイクアウト」業態ではトロピカルバーガー、バラエティボックスサンド、「イベント」向けでは、コロコロフレンチトースト、多国籍ラップサンドと、多彩なメニューを提案していた。

「やわらか食プラス1」をテーマにした「病院・施設介護食品コーナー」では、「必見!こんなに簡単スチコン&クックチル」コーナーで、スチコンと冷凍食材を活用した真空調理など、簡単でおいしいメニューをセミナーとして実演紹介。また、一口デザートや完全調理品を集めて紹介したほか、「最新これぞ至高のコラボ」として、素材と調味料商品の組み合わせによるメニュー提案など行った。

「水産コーナー」では「刺身」でチルドの愛媛の朝獲れ生鮮、北海道鮮魚セット、超低温で小分けのまぐろ・かつお、冷凍の「愛媛の超冷薫」、刺身4枚×6山パックの「カセットシリーズ」など紹介。ほか、冷凍の魚介類「天たね」、冷凍の西京漬け、粕漬けなどの「熟成本格漬魚」、冷凍の山安、中山商店などの「干物」など提案していた。

「骨なし魚コーナー」では、オリジナルブランド「シーパラダイス」と「エスコートフーズ」の骨なし魚を紹介。「シーパラダイス」ブランドは解凍後調理の一方、魚本来の旨味と、魚種・サイズが豊富なのが特長。高齢者向けの「エスコートフーズ」ブランドは、凍ったまま調理可能で、加熱後の縮みが少なくやわらかく仕上がり、臭みが少ないのが特長だという。

今回は「骨なし焼魚ビュッフェ売れ筋ベスト10」として、売れ筋上位10種をビュッフェ形式で試食提供。

また、「さば」と「バサ」の骨なし魚を使ったアレンジメニューを紹介。サバでは「揚げサバときゅうりの香味和え」「サバとトマトのオーブン焼き」を、「バサ」では「バサの蒲焼き風」「バサのコンフィ」を、試食提案していた。

「鶏肉コーナー」では、新商品「紗夢鶏」と、豊富な鶏肉の原料品・加工品を紹介。「紗夢鶏」は、タイの旧名シャムに由来する軍鶏をタイで90日以上長期飼育し、肉質と食感・旨味を追求したという高付加価値の鶏肉。今回は胸肉メニューなどを試食提案した。

「食のおもてなしコーナー」では、2020年のオリンピックイヤーをにらみ、増加している訪日観光客向けの提案として、和食でもてなす「5種類の和弁当」、外国人にも人気の「ラーメン・餃子」のほか「ハラール対応」やインバウンド向け店舗サービスも紹介していた。