ピザ協議会が定時総会開催、今年度はミラノ万博へ視察団派遣も

ピザ協議会は19日、都内で定時総会を開催し、正会員企業10社中9社から23人、賛助会員17社から26人、来賓・特別賛助会員21人など、合計80名以上が参加した。

総会では、決算予算、事業報告・事業計画などが満場一致で可決された。役員改選期ではなかったが、人事異動などに伴い、同日までに承認されていたとおり、副会長に明治の河原恒・乳製品ユニット加工食品営業本部冷凍食品営業部長が、理事にマルハニチロの川村匡介・冷凍食品ユニットアクリ事業部部長が、監事に伊藤ハムの玉井康史・加工食品事業本部事業戦略統括部家庭用企画部部長が、それぞれ就いた。

昨年度(26年度)の事業報告では、設立20周年式典の開催や20周年記念アメリカ研修実施等の報告がなされた。11月20日の「ピザの 日」PR事業では、フェイスブックのファン数が1万人規模から2万4,000人を突破するまで増加したという。また、ピザマーケット調査では、2013年度のピザの合計推定末端売上高が前年比1.8%減の2,591億円と、過去最高だった前年から若干減少したことも報告された(本紙14年8月5日付既報)

今年度の事業計画では、11月20日の「ピザの日」PR事業による市場活性化や、勉強会の一環として「ミラノ国際博覧会」への視察団派遣、昨年度に引き続いての市場動向調査の実施などが盛り込まれた。

総会終了後は、農林水産省食料産業局食品小売サービス課の山口靖外食産業室長を招き、「ミラノ国際博覧会について・農林水産省における世界に向けた食文化発信」と題した講演も行われた。

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