味の素JAWO社がポーランド新工場稼働、4月より冷凍餃子生産
味の素冷凍食品とJawo sp. z o.o.社(ポーランド共和国・Jawo社=ヤボ社)の合弁会社である味の素Jawo社は、このほど新工場を完工し4月9日、現地でオープニングセレモニーを開催した。4月より冷凍餃子3品目の生産を開始する。新工場の稼働により、生産量はこれまでの5倍に拡大する。
欧州で今後も日本食・アジア食市場の拡大が見込まれる中、味の素冷凍食品は欧州を北米に次ぐ海外事業の重要市場と位置付けており、欧州における生産・開発体制強化のために、14年10月、ポーランドで冷凍餃子の生産を委託していたJawo社と、合弁会社を現地に設立していた。
今回の新工場稼働により、冷凍餃子の生産能力は年間約300トンから約1,500トンまで大幅に拡大し、今後さらに増大する需要に対応する。稼働当初は、「チキン&ベジタブルギョーザ」「ポークギョーザ」「アップルギョーザ」の3品目を生産し、今後は生産品目も拡大していく予定だという。
【新工場概要】▽所在地:ポーランド共和国スロンスキュ州チェンストホーバ市▽敷地面積:4,266㎡▽延床面積:3,337㎡▽工場建屋:地下1階、地上2階▽生産能力:約1,500t/年▽生産ライン:1ライン▽設備投資:約1.9億円▽生産品目:「チキン&ベジタブルギョーザ」「ポークギョーザ」「アップルギョーザ」。