ボリュームゾーンの“お弁当”を底上げ、「お弁当にGood!」に5品/ニチレイフーズ
ニチレイフーズは9月1日から家庭用冷凍食品新商品14品(うち1品は6月発売)、リニューアル品33品(うち1品は7月発売)を全国発売する。同社ではこの間、①本格品質の追求②夕食シーンへの挑戦③パーソナルユース&シニアの開拓の3つのコンセプトで冷食市場を拡大してきたが、今秋は「ボリュームゾーンの“お弁当”の底上げ」をコンセプトに加え、弁当持参者の増加に向けた取り組みを強化する。同社篠原利和執行役員家庭用事業部長は「弁当を作る人の71.5%は冷凍食品の利用者。弁当を作る機会がなくなっても『今後、冷食を利用したい』とする層は68.9%と多い。弁当持参率の上昇は冷食の利用機会の拡大につながる」としている。同社が展開する持参率アップのための「お弁当にGood!」の打ち手は、①新商品の投入②パッケージの全品改訂③プロモーションの展開だ。
「お弁当にGood!」の新商品は、「かわいいミートオムレツ」(6個144g)、「かわいいとろ~りオムレツ」(6個144g)、「ぎゅっと絞った瀬戸内レモンからあげ」(6個120g)、「ペッパー&マヨ粗挽きハンバーグ」(6個120g)、「マヨとたまごのソースメンチ」(5個120g)の5品。弁当の定番メニューに新しい価値トレンドを加えた。また、「お弁当にGood!」のパッケージを全品リニューアルする。ポイントは①商品名を大きく、上部で目立つように記載②「着色料、保存料、化学調味料使用していません」を訴求③弁当以外の食シーンを想起させる利用をプッシュ④カロリーと塩分表記。
また、米飯カテゴリーでは、船橋工場の「本格炒め炒飯」と同様の特許製法工程「高温熱風」による「豚肉と青菜のチャーハン」(430g)、リニューアル品は牛肉を1.7倍に増量した「鉄板炒めビーフピラフ」(430g)、「本格焼おにぎり」(6個480g)も改良する。
スナック類はジェーシー・コムサに製造委託する「贅沢チーズのジェノベーゼ風ピッツァ」(1枚151g)、「4種チーズのフォカッチャ風ピッツァ」(1枚131g)を新発売、「マルゲリータピッツァ」(1枚163g)をリニューアルする。また、こんがりソースのパスタ入りの新メニュー「パスタグラタン」2品を投入する。「パスタグラタンベーコンと生クリームのカルボナーラ」(2個420g)、「同なすとひき肉のミートソース」(2個420g)の2品。
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