日本アクセスが東日本「秋季Food Convention」23日まで開催

日本アクセスは、7月22日~23日の2日間、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで総合展示会「秋季Food Convention 2015」(東日本)を開催している。今回のテーマは「創発Ⅲ to the Next~『卸売』の枠を超えた『卸』企業へ~」とし、出展メーカー数は約600社(クロスカテゴリー18、ドライ161、アイス10、冷凍食品22、和日配114、洋日配38、乳製品23、生鮮デリカ95、その他119)で、約1万1,000名の来場を見込む(展示内容詳細については次号以降掲載)。

22日、田中茂治社長らが出席し、記者会見が開催された。あいさつした田中茂治社長は「冬の展示会はエリアごと、夏の展示会は全社企画とし東西で開催している」「今期は中計の最終年度で、これを機にメーカーの意見も聞きながら展示会のあり方を再検討したい。ただ、絶対変えないことは、主役であるNB商品を紹介することであり、これが卸展示会の最大のミッションだ。シュリンクする市場の中、商品でイノベーションを起こし、価値創造するのは主にメーカーだ。小売のPBや卸に余りできることではない。メーカーが心血を注いで開発、育成した商品の価値をまだ伝えきれておらず、それを得意先小売を通じて消費者に届けることが卸のミッションだ。当社独自のマーチャンダイジング、マーケティング機能等を紹介することも重要だが、あくまでもそれは2番目のミッションだ」など述べた。

また、展示会概要を説明した中谷滋取締役専務執行役員は「4月から組織を大幅に変え、3営業部門体制とし、お客様軸の組織とした。また、新たに設置したマーケティング開発統括部がフードコンベンションを担当することとなった。今回のテーマは「創発Ⅲ to the Next~『卸売』の枠を超えた『卸』企業へ~」とし、よりお客様の立場に立ったサービスを提供することを目指した。第5次中計最終年度の集大成とし、機能提案するとともに実行・実現にスピードを上げて取り組みたい。田中が申し上げたように、主役はNBであり、メーカーの協力無くしてこうした展示会は開けない。一層メーカーとの取り組みを強化し、得意先サポートに務め、無くてはならない卸と思っていただけるよう努力したい」など述べた。