冷食新商品試食会に消費者300人を招待、メーカー14社が協賛/旭食品
旭食品は6日、大阪市内のホテルで第10回「冷凍食品新商品試食会」を開催した。春の冷凍食品祭りに応募した中から抽選で選ばれた150組300人の消費者を招待し、冷凍食品のよさを訴求するとともに、来場者アンケートを実施し消費者が支持する商品の積極的な展開を図ることを目的に開催した。メーカー14社が参加し、31品の商品の試食が提供された。
開催当初は10月18日の「冷凍食品の日」に顧客の声を直接聞く場として試食会を開催していたが、10月では来場者アンケートの意見を店頭に反映することができないため、夏の開催に変更し、今回で19回目の開催となる。
竹内信夫副社長(=写真)は「日本冷凍食品協会と料理レシピの紹介サイト『クックパッド』とのタイアップで冷凍食品を使ったレシピコンテストを実施し、8月3日に受賞レシピが発表され、『じゃがいものガレット シーフードピザ風』が選ばれた。ネット上で、日本冷凍食品協会と検索すると色々なおもしろいメニューが出てくるので検索してほしい。試食では、グループ会社のフーデムがアメリカから輸入しているグリーンピースを用意した。商品のおいしい食べ方を紹介するため、旭食品のホームページでは、商品を使ったレシピを毎月7~8品提供しており、8月には冷凍ブルーベリーを使ったベリーチーズサンドマフィンを紹介している。また、今日試食をした商品が店頭に無い時には、ネット上で直接購入できるサイト『ごちそうばなし』を開設しているので、是非活用してほしい」と挨拶した。
竹内副社長は店頭での販売方法にも触れ「冷凍食品市場の拡大に伴い、週に2~3回5割引などの大幅な値引きが当たり前になってきたが、2年前に消費者庁からの指摘をきっかけに、EDLPなど顧客にとってもいつでも安心して購入できる売り方に変わってきている」と説明した。
協賛メーカーを代表して大畑健一ニチレイフーズ関西支社長は、「今回の試食会は、大勢の顧客に直接するアピールできる関西で唯一の機会である。今回の試食会での反応を商品の改良や新商品の開発につなげ、より安心で安全で、美味しく、顧客のニーズにあった商品の開発を行っていきたい」と述べた。
このほか、会場では「キャラクター弁当2015あなたの笑顔がみたいから」コーナーで、冷凍食品を使ったウサちゃん弁当やなかよしクマさんのそぼろ弁当などのキャラクター弁当を、「あっ!こんな食べ方あったんだ おいしさ広がる冷食メニュー」コーナーで、から揚げ太巻きなど冷凍食品のアレンジメニューを、提案した。