冷食を普段利用していない人が2割強-冷食協実態調査

2割強の人が冷凍食品を普段使っていない一方、5割以上の人が週1回以上、冷凍食品を使っている–このような状況が日本冷凍食品協会の「冷凍食品の利用状況」実態調査でわかった。

同調査は2月27日~28日にかけて、インターネットを使って行われた。冷食を月1回以上利用している25歳以上の男女各625人を対象に調査するために、スクリーニングの過程で8,492人、男女ほぼ同数から有効回答を得ている。

スクリーニングの過程で行った冷食を利用する頻度についての調査結果は、「ほとんど又はまったく使わない(以下「使わない」とする)」という回答が全体の22.9%となった。男女別で見ると女性では21.3%が、男性では24.4%が「使わない」と回答した。

利用頻度として最も多かったのは「週2~3回」で全体の21.9%。女性が22.3%、男性21.5%で男女とも最多となった。

さらに細かく男女年齢別に見ると、「使わない」率が最も多かったのは「45~54歳の男性」で30.8%。男性は「25~34歳」「35~44歳」も「使わない」が20%台後半と、54歳以下で高い比率を占めた。一方で男性は55歳以上になると「使わない」層は減少し、「65歳以上男性」では18.0%と女性を合わせても最も少ない結果となった。

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