マルハニチロ、家庭用冷食シェアアップに力、16年度は8%以上狙う

マルハニチロの16年度(17年3月期)の家庭用冷凍食品ユニットの売上計画(連結ベース)は前期比1.7%増582億円、営業利益計画は7億円。15年度実績は売上高が572億円、営業利益は3億円だった。

15年度の単体ベースの家庭用冷凍食品の販売について石黒裕之家庭用冷凍食品ユニット市販用冷凍食品部長は、「15年度のマーケット全体は1.4%増とみているが、当社はそれを上回る伸びだった。ボリュームゾーンの弁当商材は下回り、米飯類・麺類の主食は好調、中でも炒飯は大きく伸長、農産品も堅調。16年度も市場を上回る動きにしたい」と述べている。

また、15年度の取り組みについて石黒部長は、「全国のシェアアップを図っている。15年度は伸ばすことができ現在7.9~8%(「アクリ」は含まず)。16年度は8%以上を狙いたい。そのための15年度の施策の柱は①重点商品の強化、②伸長しているカテゴリーへの参入。16年度もこの2点は引き続き重点施策として力を入れる」。

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