ユニー・ファミマ第2四半期、ファミマは増収減益も日商向上・ユニーは減収減益
ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)は11日、17年2月期第2四半期の業績を発表した。旧ファミリーマート(以下FM)分は、売上高(営業総収入)0.9%増2,115億円、営業利益が265億円の増収減益となった。ココストアブランド転嫁による先行経費等の増加が影響した。また、旧ユニーグループHD(以下ユニー)分は売上高(営業収益)0.3%減5,093億円、営業利益28.5%減74億円と減収減益となった。FMとの統合に伴う品揃え計画変更等で棚卸資産評価損を計上したことなども影響した。下期はHD全体で営業総収入7,001億円、営業利益299億円、通期で営業総収入9,116億円、営業利益565億円を計画する。営業利益は、のれん代等の統合費用がかかることもあり、その影響を除くと下期は360億円ほどとなり、実質増益の見通し。同日、都内で決算説明会が開催された。
中山勇副社長によれば、FMの国内CVs事業は、中食構造改革推進等で既存店の日商は1.2%増と好調に推移。一方、ココストアブランド転換の先行経費や、ユニーとの経営統合に伴う一過性の経費増加などで減益となったが「稼ぐ力の伸びは下期も継続するため不安はない」とした。
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