ビール23%減、ボトルワイン15%増でトータル4%減-2月の輸入通関

財務省関税局が発表した2月の酒類輸入通関実績は、トータルで4%減となった。

ビールは23%の大幅減。新ジャンルも約2割減、数量は少ないが、麦芽発泡酒は2.6倍となった。

ワインは、2L以下のボトルワインが15%増。好調が続いていたスパークリングワインは、3%増にとどまった。大容量ワインは、25%の大幅減。国産ワインや国内瓶詰に使われるバルクワインも4%減となった。

ボトルウイスキーは米国積みが伸長しで、単月で43%の大幅増。また、ウイスキー原酒も14%増。一方でバーボンは大幅減となった。

ハードリカーでは、ラムとジンが共に単月では大幅減となったが、ラムは1~2月累計で約5割増を維持。ウォッカは3%増となったが、累計では1割減。大幅増の続くリキュールは2月も4割増と好調を維持した。