ウイスキー、9カ月連続のプラスも6か月ぶりの1ケタ台に-洋酒組合
日本洋酒酒造組合がまとめた2月の国産洋酒出荷数量は、前年比97.6%の17万1,243klとなった。4カ月ぶりのマイナス。ただし、ウイスキーは107.2%と9カ月連続のプラスとなった。
ウイスキーは6カ月連続の2ケタ増とはならなかったが、昨年9月から放映されたNHK連続ドラマの後押しが大きいが、ハイボール人気の続伸もあり順調にプラス推移を継続している。
スピリッツ規格の低アルコール飲料「スピリッツ・その他のもの・発泡性のもの」は108.5%と続伸。カロリーオフ、糖質ゼロはじめドライ系チューハイの人気を反映した。しかし11カ月連続の2ケタ増とはならなかった。
一方、リキュール規格の低アルコール飲料「リキュール・カクテル・チューハイ等・発泡性のもの」は、7~8割方がリキュール規格のビール類新ジャンルのため前年比を推計するのは難しいが、2月のビール類新ジャンルが93%程度とみられることから、前年並みか、1%弱の微減とみられる。