日本のシャンパーニュ輸入1,000万本超、金額で3位・プレステージは2位
シャンパーニュ委員会日本事務局はこのほど、2014年のシャンパーニュ輸出量を発表した。ヨーロッパ諸国が伸び悩む中、日本の輸入量は初めて1,000万本を超えた。また、日本は数量で4位だが、金額ではドイツを抜いて3位となった。
日本の輸入量は1,042万本で、2億1380万ユーロ。2009年から6年連続の増となった。なかでも、プレステージシャンパーニュの占める割合が日本は断トツに高く27%で、アラブ首長国連邦の29%に次いで世界2位(アラブ
首長国連邦のシャンパーニュ輸入量は日本の5分の1以下)。輸入国トップのイギリスでは8%に過ぎない。ロゼ比率も日本は13%で、ドイツ、アメリカに次ぎ世界3位だった。
一方、シャンパーニュ生産量の8割を占めるノンヴィンテージの占める割合は51%で15カ国中、最も低かった。日本市場では、高額レンジのシャンパーニュ需要が高いようだ。