市販酒の成分分析、純米酒、本醸造酒のアミノ酸度が上昇-国税庁
国税庁はこのほど、平成25年度「全国市販酒類調査」結果を公表した。平成25年7月から平成26年3月に購入した酒類、計3,058品(前年度2品増、うち国産2,676品で40品増、輸入酒382品で38品減)が対象。食品衛生法上の問題がある可能性が把握されたものは無かった。国産酒類では、品質分析も行っており、法令違反ではないが、「要改善」とするものが、清酒6点、単式蒸留焼酎1点、ビール1点、果実酒2点、発泡酒2点あった。ラベル表示の「適切でないもの」は、25点。いずれも行政指導を行っている。
各品目の成分分析は以下の通り。【清酒】〈一般酒〉「アルコール分」平均値は前年度よりもわずかに減少した。「日本酒度」これまで上昇傾向にあったが、ここ数年はほぼ横ばい。「エキス分」(糖分)これまで低下傾向にあったが、ここ数年横ばい。「総酸」(高いと一般的に辛く、濃い)平成12年以降、ほぼ横ばい。「アミノ酸度」(一般的に高いと濃く、低いとスッキリ)平成16年度以降、低下傾向にある。「製造法」平成6年度以降は糖類などを使用しないで製造された清酒が主流となっている。
各品目の成分分析は以下の通り。【清酒】〈一般酒〉「アルコール分」平均値は前年度よりもわずかに減少した。「日本酒度」これまで上昇傾向にあったが、ここ数年はほぼ横ばい。「エキス分」(糖分)これまで低下傾向にあったが、ここ数年横ばい。「総酸」(高いと一般的に辛く、濃い)平成12年以降、ほぼ横ばい。「アミノ酸度」(一般的に高いと濃く、低いとスッキリ)平成16年度以降、低下傾向にある。「製造法」平成6年度以降は糖類などを使用しないで製造された清酒が主流となっている。