【トップインタビュー】 日本名門酒会・飯田永介本部長
日本名門酒会の飯田永介本部長(岡永社長)はこのほど、本紙のインタビューに応え、今期の方針などについて語った。前期(2~1月)は売上が6.8%増と好調に推移し、季節商品が大きく貢献した。今期はこれまで同様に「1年52週の生活提案」を「昨年以上の切り口で展開」し、売上10%増を目指す。消費者や料飲店との接点の強化と充実を掲げ、これまでの活動をベースに、全社員個々のスキルアップを図る。「一部では、酒が足りない感じもある」という清酒の盛り上がりは、多数のメディアで特集が行われ、特に「30~40代の女性のオピニオンリーダーによるパワー」が勢いに拍車をかけていると指摘する。それに応える酒蔵も「変に誇張せず、良いものを普通に提供しようという流れがある」とし、「いま、日本酒に寄せられている応援は、“進化する日本酒”への期待の表れ」だけに、造りだけでなく、販売でも「進化」することが大切と説いている。