4月の酒類課税は仮需反動の裏で16.8%増、1~4月は1.3%減-国税庁
国税庁がまとめた4月の酒類課税数量(国産酒=国税局分と輸入酒=関税局分の合計)は前年同期比16.8%増の74万7,371klとなった。1~3月までが仮需の裏で7.2%減だったが、4月は仮需反動の裏で二ケタ増となった。1~4月では1.3%減まで回復しており、5月以降早めにプラスに転じたいところ。
1~4月でプラスをキープしているのは、ウイスキー(16.7%増)、発泡酒(8.9%増)、スピリッツ類(18.9%増)、果実酒(1.5%増)、甘味果実酒(59.3%増)といったところ。逆に前年割れで厳しいのは、ビール(3.4%減)、リキュール(3.5%減)、その他の醸造酒(9.4%減)のほか、和酒で清酒(2.3%減)、焼酎乙類(5.1%減)、焼酎甲類(4.8%減)となっており、ビール類は6月から盛り返しているようだが、和酒はその声も聞こえてこず、ボリュームを取り返すのは難しい局面だ。
1~4月でプラスをキープしているのは、ウイスキー(16.7%増)、発泡酒(8.9%増)、スピリッツ類(18.9%増)、果実酒(1.5%増)、甘味果実酒(59.3%増)といったところ。逆に前年割れで厳しいのは、ビール(3.4%減)、リキュール(3.5%減)、その他の醸造酒(9.4%減)のほか、和酒で清酒(2.3%減)、焼酎乙類(5.1%減)、焼酎甲類(4.8%減)となっており、ビール類は6月から盛り返しているようだが、和酒はその声も聞こえてこず、ボリュームを取り返すのは難しい局面だ。