5月の酒類課税数量は2.8%減、1~5月は1.6%減-国税庁
国税庁がまとめた5月の酒類課税数量(国産酒=国税局分と輸入酒=関税局分の合計)は前年同期比2.8%減の70万9,624klとなった。前年5月は1.1%減で、今年はさらに落ち込んだ数字となった。輸入酒が前年5月12.3%増から今年5月は13.3%減と落ち込んでいるのもあるが、国産が2.2%減→1.8%減とマイナス傾向を脱せない状況になった。
得異にみえるのは、国産ビールで、今年5月は1.5%増。4月に続く増加だが、前年5月が2.6%減の裏だけに、1.5%増では物足りない数字か。1~5月では全体が1.6%減。国産、輸入酒ともに前年割れで、消費増税の影響が消える夏場以降の数字で今年が占われる。
1~5月で増加を維持しているのは、ウイスキー(18.5%増)、発泡酒(9.1%増)、スピリッツ類(15.0%増)、甘味果実酒(52.3%増)といったところで、マイナスは1~5%の幅が多い。ボリュームゾーンのビール(2.4%減)、リキュール(4.4%減)と減少し、和酒は3~5%減で推移している。
得異にみえるのは、国産ビールで、今年5月は1.5%増。4月に続く増加だが、前年5月が2.6%減の裏だけに、1.5%増では物足りない数字か。1~5月では全体が1.6%減。国産、輸入酒ともに前年割れで、消費増税の影響が消える夏場以降の数字で今年が占われる。
1~5月で増加を維持しているのは、ウイスキー(18.5%増)、発泡酒(9.1%増)、スピリッツ類(15.0%増)、甘味果実酒(52.3%増)といったところで、マイナスは1~5%の幅が多い。ボリュームゾーンのビール(2.4%減)、リキュール(4.4%減)と減少し、和酒は3~5%減で推移している。