ビール6%減、ワイン10%増でトータル11%減-10月の酒類輸入通関

財務省関税局が発表した10月の酒類輸入通関実績は、トータルで11%減となった。

前月15%の大幅減だったビールが今月も6%減となり、累計でも4%減。前月はプラスに転じた新ジャンルも24%減と大きく前年を割り込んだ。

前年好調だったスパークリングワインは2%増にとどまり、累計でも2%増。2L以下のボトルワインは10%増。チリが大幅に拡大した。大容量ワインも7%増となったが、前月の22%減に続きバルクワインは23%の大幅減。

ハードリカーでは、ウイスキーの好調が続き、10月も16%増となった。バーボンは71%増となったが、累計ではまだ前年割れ。スピリッツでは、ウォッカが単月で15%増となったが、ラムとリキュールは大幅減。ジンも5%減となり、累計ではラム以外がすべて前年割れ。