1~12月の清酒出荷は1.8%減、吟醸は2ケタ増、12月単月は全体3.7%減

日本酒造組合中央会がまとめた2015年1~12月の清酒出荷数量は1.8%減の55万325kl。2014年1~12月(4.0%減)の減少幅よりは縮めたものの、減少傾向に変わりはない。1~12月の内訳をみると、吟醸酒は年間通じて増加し、2ケタ増(10.5%増)を達成した。2014年1~12月は7.4%増だったから、さらに勢いを増したことになる。吟醸酒のうち純米大吟醸(15.2%増)の伸びが大きく、吟醸酒の59.4%(2014年は55.8%)を占める。

純米酒も年間で4.0%増、2014年(3.1%増)の増加幅を上回った。

ただ、最大ボリュームの一般酒は年間で4.1%減(14年も4.1%減)、本醸造も4.5%減(14年は7.9%減)となっており、この2種は12月も5%以上のダウンで、下げ止まりがいつみられるのか。

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