ジャンシス・ロビンソンMWさん迎え、テイスティング会を開催

イギリスのワインジャーナリスト ジャンシス・ロビンソンMWさんが、6年ぶりに来日した。開発途上国の子どもたちを教育で支援する国際NGO「ルーム・トゥ・リード」のワールドチャリティオークションツアーもからめての来日で、7日には日本ソムリエ協会が「この10年のワイン生産地の変化、そしてこの後10年の予測」をテーマにセミナーを開催。8日には、同氏が2010年より顧問を務めるアカデミー・デュ・ヴァン(以下、AdV)主催の「ランチョンテイスティング」および特別セミナー「最もエキサイティングな非主流ブドウ品種」の講師を務めた。同氏が同校でセミナーを開催するのは今回が初めて。
冒頭、AdV顧問の立花峰夫氏が、「ワインジャーナリズムの歴史で彼女を超える人はまだいない」とロビンソン氏を紹介。ロビンソン氏は「初めて日本に来た時は、日本人の繊細な味覚に驚いた。今回も短い滞在だが、進化する日本ワインをたくさん試飲して、知識を得たい」と話した。