アサヒビール平野次期社長「現場重視」「社員一人ひとりの挑戦」促し邁進
アサヒビールの新社長会見が8日、都内で開催された。3月24日付でアサヒグループホールディングスの代表取締役社長に就任する小路明善アサヒビール社長と、3月18日付でアサヒビールの代表取締役社長に就任する平野伸一取締役副社長が登壇し、新体制の意義、今後の方針などについて語った。新体制で「総合酒類提案のリーディングカンパニー」実現に邁進する。
まず、小路社長が新体制について報告。平野次期社長を紹介する形で、「営業本部長、副社長で力を存分に発揮してくれた。持ち前の行動力とバイタリティで酒類事業を牽引してきた。総合酒類化を進め、1兆円に迫る売上となった。この1兆円の酒類事業の先頭に立って、舵取り役を担ってもらう。本年から、国際部門が担ってきたスーパードライ、ニッカウヰスキーの一部をアサヒビールに移管している。グループ内でアサヒビール社がますます重要なものになっている」とし、平野新社長について「営業本部長で、ある部分は強面のイメージかもしれないが(笑)、多彩な経験の持ち主だ。スーパードライが出た頃はマーケティングにいた。人事や経営企画、中国駐在もしている。多彩な経験と、苦労をしている。営業面では、業務用の料飲店やスーパー、ドラッグストアなど小売にも精通し、人間関係を築いている。そういった経験に基づく、経営に必要なバランス感覚をもち、数字という意味でも、明確に目標に対し進むべき道を歩み、目標を着実に達成していくことができる。特に酒類中心に牽引してくれると確信している。商品にも大変な知識があり、とりわけワインでは右に出るものがいないぐらい詳しい知識、知見を持っている。昨年の飛躍にも、大いに貢献してもらった。アサヒビールの2016年事業方針では、『No.1ブランドの育成、創出を通じて“総合酒類提案のリーディングカンパニー”を目指す!』と掲げ、1月からスタートしている。その意味でも、平野さんは適任である。酒類を取り巻く環境は決して楽観視できるものではないが、全社一丸となって、魅力のある商品を届け、業界を活性化、牽引していく。平野さんはまた、部下想いであり、得意先の信頼も厚い。環境が厳しい時でも、一つにまとめ、最大限力を発揮してくれると期待している。企業価値の向上に努めていきたい」とした。
まず、小路社長が新体制について報告。平野次期社長を紹介する形で、「営業本部長、副社長で力を存分に発揮してくれた。持ち前の行動力とバイタリティで酒類事業を牽引してきた。総合酒類化を進め、1兆円に迫る売上となった。この1兆円の酒類事業の先頭に立って、舵取り役を担ってもらう。本年から、国際部門が担ってきたスーパードライ、ニッカウヰスキーの一部をアサヒビールに移管している。グループ内でアサヒビール社がますます重要なものになっている」とし、平野新社長について「営業本部長で、ある部分は強面のイメージかもしれないが(笑)、多彩な経験の持ち主だ。スーパードライが出た頃はマーケティングにいた。人事や経営企画、中国駐在もしている。多彩な経験と、苦労をしている。営業面では、業務用の料飲店やスーパー、ドラッグストアなど小売にも精通し、人間関係を築いている。そういった経験に基づく、経営に必要なバランス感覚をもち、数字という意味でも、明確に目標に対し進むべき道を歩み、目標を着実に達成していくことができる。特に酒類中心に牽引してくれると確信している。商品にも大変な知識があり、とりわけワインでは右に出るものがいないぐらい詳しい知識、知見を持っている。昨年の飛躍にも、大いに貢献してもらった。アサヒビールの2016年事業方針では、『No.1ブランドの育成、創出を通じて“総合酒類提案のリーディングカンパニー”を目指す!』と掲げ、1月からスタートしている。その意味でも、平野さんは適任である。酒類を取り巻く環境は決して楽観視できるものではないが、全社一丸となって、魅力のある商品を届け、業界を活性化、牽引していく。平野さんはまた、部下想いであり、得意先の信頼も厚い。環境が厳しい時でも、一つにまとめ、最大限力を発揮してくれると期待している。企業価値の向上に努めていきたい」とした。