「アペリティフ」啓蒙するイベント、今年も国内17都市で華やかに

食事の前に軽い飲み物とおつまみでおしゃべりを楽しむ時間「アペリティフ」を啓蒙するイベントが今年も全国17都市で開催される。主催のMAAF(フランス農業・農産加工業・林業省)とSOPEXA JAPON(フランス食品振興会)は3月30日、都内のフランス大使公邸で今年の取組を紹介するプレス発表会を開催した。1年365日楽しむ習慣の定着化をめざし開催する「アペリティフ365」は今年、世界5カ国21都市で開催される予定で、うち日本国内17都市で開催され、3万人の参加を見込んでいる。当日は、13回目の取組となる今年のイベント企画を各地の担当者が発表、協力するシェフが意気込みを語った。
冒頭、SOPEXA JAPONの日本代表、シャルル・デュラン氏は挨拶し、桜も開花する快晴を讃え、「13回目となるのにピッタリの春の陽気。暮らしを豊かに過ごすフレンチスタイルの楽しみ方をイベントできるのは関係者の協力あってのことで嬉しいこと。今年は今までよりもっと凝った企画を用意しており、かつてない体験をしてもらいたい。ギャルソンがレースを繰り広げるし、ペタンク(フランスの国民的球技)の本場をみれる。チーズの歴史を紐解くカフェを特別につくる。みんなで力を合わせて成功させていきたい。協力者、スポンサーはもちろん、MAAFの助成金があるから続けていけるもので、今後もお願いしたい」。