ボトルワイン3%増、バルクは単月3割増に-11月の酒類輸入通関
財務省関税局が発表した11月の酒類輸入通関実績は、トータルで3%増となった。
ビールはほぼ前年並みだが、累計では4%減。新ジャンルは5%減、発泡酒は2ケタ減となった。
2L以下のボトルワインは5カ月ぶりに増加。最需要期を前にスパークリングワインも15%増。なかでもチリが昨年の2.2倍、スペインも35%増と、低価格スパークリングが大きく伸びている。バルクワインも3割増で、こちらは2位のアメリカが2倍に、トップのチリは29%増、3位南アフリカが23%増。
ハードリカーでは、ウイスキーが13%増となったほか、バーボンウイスキーが単独で2.8倍になった。不調が続いていたラムは前月に続き2ケタ増で、累計でも5%減まで戻した。ホワイトではウォッカが15%増、ジンが1割減。
(続きは本紙で)