セング会長が対日輸出目標を発表、豚肉は欧州との競争激化を予測-UsMEF
米国食肉輸出入連合会(UsMEF)は2日、東京都港区のホテルオークラ東京で記者会見を開き、フィリップ・セング会長(=写真)が15年の対日輸出目標と新しいアメリカン・ビーフロゴおよびアメリカン・ポークロゴを発表した。セングCEOは、15年の対日輸出目標のうち、ビーフは日本の小売、外食業界での取扱量の増加により、前年比3%増の23.5万t(内臓含む)、ポークは、ロシアの問題による欧州産豚肉の流入による競争激化から同1%増の38.0万tと発表。また、西海岸の港湾労使紛争による影響にも言及した。ポークの新ロゴ『ごちポ』は「ごちそう・アメリカン・ポーク」の略称で、覚えやすく親しみのあるネーミングを目指した。ビーフの新ロゴ『American Beef For You』にはアメリカの生産者から日本の消費者へ「本当に美味しいものを大切な人に食べてもらいたい」との気持ちを「For You」に込め、ブラックとゴールドを基調に、アメリカンビーフならではの高品質を表現した。