15年2月加工仕向肉量0.2%増3.1万t、輸入豚肉2%増、シーズンド22%減

日本ハム・ソーセージ工業協同組合(日本食肉協議会委託事業)が発表した2015年2月の加工仕向肉量調査報告によると、仕向肉量は前年比0.2%増の3万1,336tとなった。同月のハムソー生産量は1.0%減となったが、シーズンドが22.2%減少する一方で、仕向肉量自体は輸入豚肉の増加などで微増となった。

仕向肉量のうち輸入豚肉は2.2%増の2万1,416tと、3カ月連続で増加した。国産豚肉は引き続く相場高から9.2%減の5,265tとなった。鶏肉では、国産鶏肉が0.1%減の3,194tとほぼ前年並み。

仕向肉量とは別枠のシーズンドポークは22.2%減の6,878tと、14年8月から7カ月連続の減少となった。ハムソー生産量の中でもソーセージ類は2.5%減と比較的減少幅が大きく、これもシーズンドポークの大幅減につながった。