川崎市・東扇島で「ちくさんフードフェア2015」開催、2日間で12.8万人が来場

日本食肉流通センター・日本食肉流通センター卸売事業協同組合・日本食肉流通センター川崎冷蔵事業協同組合が主催する「ちくさんフードフェア2015」が10~11日、川崎市・東扇島の同流通センターおよび東扇島中公園で開かれた。このイベントは、「食肉流通拠点で開催するお肉の祭典」をテーマに、センター出店者の取扱い以外では入手が難しい銘柄食肉や部位などを多数揃え、“一押し食肉”として展示・試食・販売するほか、フェアを通じて消費者に食肉の美味しさ、食べる楽しさを体験してもらい、食肉のさらなる需要喚起と食肉取引の活発化を目指すもの。期間中は「ジャパンミートピア2015inかながわ」(主催:全国食肉事業協同組合連合会、神奈川県食肉事業協同組合連合会)、「第42回川崎みなと祭り」も同時開催され、2日間で延べ12万8千人が来場し、会場は大きな賑わいを見せた。

会場では、出店者・団体による即売・試食コーナーや、フェア「一押し食肉」のPRコーナー、大学ちくさんフードコーナー(帯広畜産大学、宮城大学、千葉大学、高知大学、宮崎大学)、地域物産展、野外バーベキュー、家畜ふれあいコーナー、畜産関係団体の情報提供コーナーなどが設けられたほか、全国肉用牛振興基金協会との共催による消費者セミナーも開かれた。とくにフェア「一押し食肉」では、センター出店者10社・団体が▽仙台牛▽熟成千刻牛▽さつまビーフ▽かごしま黒豚▽葉山牛▽日本短角牛▽熟成黒毛和牛▽生粋かながわ牛▽静岡そだち–などの銘柄食肉が試食・販売。各棟内では各出店者が販売する食肉・食肉加工品を買い求める客であふれていた。