「ちくさんフードフェア2016」が10月8~9日に開催、混雑対策も万全に

「ちくさんフードフェア2016」が10月8~9日に開催される。開催まで1カ月を切る中で、13日には公益財団法人日本食肉流通センターで第2回実行委員会が開催され、開催内容や第1回実行委員会で課題として出されたA・B棟内の混雑回避へ、入口専用、出口専用とするなどの対策を行うことが確認された。

「ちくさんフードフェア2016」は、第35回ちくさんフードフェア(主催:日本食肉流通センター、同卸売事業協同組合、同川崎冷蔵事業協同組合)、ジャパンミートピア2016inかながわ(主催:全肉連、神奈川県肉連)の二つで構成され、川崎市東扇島で開催される。昨年の来場者は13万人に迫り、今年も13万人の来場を見込む。

13日の実行委員会では、実行委員会会長の小林裕幸日本食肉流通センター理事長が、「フェアまでもう1カ月を切った。昨年は13万人が来場し、楽しんでいただいた。今年も神奈川県内、川崎市内から多くの方がみえると期待している。純粋に楽しんでいただくためには、安全と安心は主催者の責任であり、しっかり取り組んでいきたい」とあいさつした。

今回の委員会では、最終的に開催内容の説明が行われた。「一押し食肉」では、センター出店者が国産銘柄食肉や特色のある国産食肉・部位を「フェアの一押し」と位置付け、特徴、取扱出店者名、ブースの位置などを記載したビラを作成し配布する。これには10者が参加し、熟成牛、熟成豚、日本短角牛、各種銘柄食肉を販売、PRする。また熊本地震復興へ、野外バーベキューで熊本県産牛肉と野菜を来場者に提供するほか、会場の8か所に募金箱を設置し熊本被災地を応援する。なお、団体では新規に日本養豚協会(飼料米を給与した豚肉のパンフ配布)、日本草地畜産種子協会(飼料用米給与畜産物の試食)、香川県食肉事業協同組合連合会(オリーブ牛)が参加する。