「ちくさんフードフェア」に8万8千人が来場、「一押し食肉」に舌鼓
お肉のおいしさ、食べる楽しさを体験しよう!をキャッチフレーズに、神奈川・川崎市東扇島の食肉流通センターで「ちくさんフードフェア2016」(第35回ちくさんフードフェア、ジャパンミートピア2016inかながわ)が8、9日の両日、盛大に開催された。両日とも一時雨が強く降るなど天候に恵まれず、来場者は前年を4万人ほど下回る8万8,000人にとどまったものの、来場者は試食や買い物を楽しみ、帰りには買い物袋一杯の食肉を抱えていた。今回、初めてA棟南側から入って最後はB棟の南側から出る一方通行方式が取り入れられ、混雑緩和が図られた。
会場では、「食肉流通拠点で開催するお肉の祭典」というフェアの原点を踏まえ、ほかでは入手し難い銘柄食肉や部位などを揃え、「ちくさんフードフェア一押し食肉」として試食・販売した。直行バスが到着する会場入り口には「一押し食肉PRコーナー」を設け、試食とともに、会場案内図にも一押し食肉を販売する店舗を分かり易いように示した。
今回の一押し食肉は、①静岡そだち・黒毛和牛(平井商店)②葉山牛・黒毛和牛(コーシン)③日本短角牛(エヌエスフーズ)④かずさ牛・黒毛和牛(石井大一商店)⑤仙台牛・黒毛和牛(セブンフーズ)⑥熟成千刻牛・黒毛和牛・経産交雑牛(小川フード&サービス)⑦かごしま黒豚(ナンチク)⑧さつまビーフ・黒毛和牛(スターゼン販売)⑨熟成美保野ポーク(ゼンチク販売)⑩生粋かながわ牛・黒毛和牛(神奈川県肉連)–の10商品だった。会場入り口近くの試食コーナーでは、雨にもかかわらず大勢の来場者が列を作っていた。