HACCP国際標準化検討会最終とりまとめ、18年の法案提出目指す-厚労省
厚労省は14日、東京・千代田区の砂防会館別館で第9回食品衛生管理の国際標準化に関する検討会(五十君靜信座長)を開き、同検討会の最終とりまとめに関し意見を交わした。9月に行った中間取りまとめで出された意見や、10~11月にかけて行われたパブリックコメントと地方説明会で指摘された点について修正を加えた最終とりまとめ(案)を事務局が提示した。検討会では、最終とりまとめ(案)の一部文言の修正を行うことと、事業者にも読みやすいよう、1枚の紙にまとめた概要版をつくることを決め、その内容は座長と事務局に一任された。最終とりまとめと概要版は今月末までに作成、公表される予定。厚労省は検討会の最終取りまとめをもとに、法令改正など制度化に向け細部を詰めた上で、2018年の通常国会への法案提出を目指す。